2026-01-01から1年間の記事一覧
我が家の居間の一番いい席に鎮座しているカエルがいる。 「無瓢息災蛙(むびょうそくさいがえる)」である。 この蛙はある陶工の方から「この作品の第一号です」ということで頂いたもの。 いつも笑顔で、私たち老夫婦の生活を見守ってくれる。 無瓢息災蛙(…
5月の連休を過ぎると毎年楽しみな光景が見られる。 ニホンヒキガエル(ヒキガエル)の幼体の上陸である。 一般の方からも、「4月頃、近くの池に真っ黒いオタマジャクシがうようよ泳いでいるのを発見し、時々楽しんで見学に行っていた。ところが、5月初旬に…
今回は、カラス(烏)の番組を作った時に得た知識を書いてみたい。 この題材を選んだのは、昨日、トンビとカラスのけんかを見たからである。 1羽のトンビに2羽のカラスである。 明らかに2羽のカラスが優勢でしつこくトンビを追い回している。 じっと見てい…
長崎ケーブルテレビの私のコーナーでソテツの番組を作ることになった。 放送日は夏の予定。 私の世代は、ソテツ(蘇鉄)というとどうしても次のような歌を思い出してしまう。 赤い蘇鉄の 実も熟れる頃 加那も年頃 加那も年頃 大島育ち 田畑義男・三沢あけみ…
長崎の森にすむ野ネズミは、だいたいが2種類である。 人里近くの森にはアカネズミ、少し深い山になるとヒメネズミが生活している。 この分布にはきれいな境界線があるわけではなく、混在している場所も多い。 アカネズミは地表面を生活の場所としているが、…
私は長崎県のヘビの調査をしているが、本来、ヘビが苦手である。 その証拠に、予期していないときにヘビに出会うと、見た瞬間に数歩後ろに下がっているし、心臓はドキドキしている。 何人ものヘビ好きの人を知っているが、その人たちは見た瞬間に飛びついて…
カスミサンショウウオ(以下カスミ)は長崎県内各地に広く分布しており決して珍しい種ではない。 卵塊調査を実施すると県内各地の山際の水場ではかなりの確率で確認ができた。 しかし、普通に見られたカスミは、今では少しずつ減少しており、環境省、長崎県…
私の所属する「九州両生爬虫類研究会」を紹介したいと思う。 両生類や爬虫類に興味のある人が集まった学会である。 会員は100名ちょっとの小さな地方の学会だが、年1回の会誌発行と年1回の大会を開催している。 大会は九州沖縄山口9県の持ち回りで開催してお…
小さなモグラの仲間、「ヒミズ」について紹介しようと思う。 モグラ(長崎に生息するモグラはコウベモグラ)という名前は有名なのでみんな知っているが、その仲間のヒミズはほとんど知られていない。 ヒミズは、分類学的には、哺乳綱、トガリネズミ形目、モ…
先週はブログを書けなかった。 気にはなっていたのだが、なかなか書けなかった言い訳をしたいと思う。 実は、先週1週間、5回のカエルの授業や観察会を実施したためである。 昼の作業だから夜に書けばいいのにと思われるかもしれないが、この歳になると、夜に…
長崎県のカスミサンショウウオ(カスミ)の分布について述べてみたい。 県本土のカスミ分布調査は比較的たやすい。 冬季から春にかけてのちょっとした時間に、適当な水場に行き、卵のうを捜せばよいだけである。 もし、少し時期を逃しても、6月ぐらいまでは…
カスミサンショウウオについてはいろいろと調べたので書くことが多い。 3回に分けて書きたいと思う。 まず1回目は概要、2回目は調査(分布や方言)、3回目は歴史である。 現在、私の研究室には2匹のカスミサンショウウオ(カスミ)がいる。 名前は「カスミち…
ニホンヤマネ(ヤマネ)についてはケロ31でも掲載したが、今回、長崎ケーブルテレビでヤマネの番組を作るための取材に行ってきたので、そのようすを書いてみたい。 なお、ケーブルテレビでヤマネの番組を作るのは3回目になる。 私のヤマネ調査は、1993年から…
令和8年1月1日元旦、福岡県小郡市にある通称「カエル寺」に初詣に行ってきた。 ここ10数年の恒例行事である。 長崎にある我が家を朝8時に出発し、10時ぐらいに到着。 まだまだ、駐車場には空きがありゆっくりとした気分で参拝する。 カエル寺の存在を知って…