哺乳類
昭和の30年代後半のころ、現在のハウステンボスは広大な草原で、私たちは自衛隊跡と呼んでいた。 今は、その当時の見る影もなく、立派な施設のハウステンボスになっているが、実家からそこを見ると広大なススキ原が目に浮かんでくる。 この自衛隊跡は私たち…
十二支では最初に出てくるネズミ。 身近な動物ではあるが直接目にすることはあまりない。 その中で、みんなが知っているネズミの種名は「ドブネズミ」ではないだろうか。 聞いただけで不潔の代表みたいに感じるが、その姿を目にする事は稀。 それでも、町中で…
1回目の東京オリンピックのころ我が家にテレビがきた。 そのころ見た番組で覚えているのは、ポパイ、名犬ラッシー、ララミー牧場などとともに「トムとジェリー」である。 今回、紹介するカヤネズミはネズミのジェリーにそっくり。 私にはそう見えるのだが、…
今回は森の妖精「ヤマネ」について書いてみたい。 長崎のヤマネについては、かなりの時間をかけて調査したので、調査の過程と長崎のヤマネで分かったことを紹介したいと思う。 なお、この調査は、県自然保護課の許可のもとに実施したことを言っておきたい。 …
アナグマという動物の名前、タヌキやキツネと違い一般的には馴染みがない。 アナグマという名前を言うと、長崎にもクマがいるのですかという返事が返ってくる。 そのたびに、なんでこんなややこしい名前を付けたのだろうと思ってしまう。 アナグマ(諏訪神社…
長崎県ではほとんどの地域がイノシシの被害に苦しんでいる。 県本土は、都市部を除いてイノシシのいない場所はほとんどなくなった。 五島列島や平戸、対馬などの島々も同じ状況で、イノシシのいない島はないと言っていい状態である。 唯一、壱岐の島だけ例外…
キツネ(狐)は、タヌキと同様に里山を代表する有名な動物なのに、タヌキに比べると何か神秘的な神がかった動物のように感じる。 多くの人が、昔話に登場する姿を思い浮かべ、現在では、ほとんどいなくなってしまったのではないかと思っているようだ。 とこ…
ネズミといえば天井裏や床下を走り回り、暗く不潔で病原菌のかたまりのように思われがちだが、日本では、家に侵入するネズミはネズミ界のほんの一部にすぎない。 大部分のネズミが森林や草原で人目につかずひっそりとたくましく生活する野ネズミである。 長…
「げんこつ山のたぬきさん・・・」や「たんたんたぬきの・・・」の歌でおなじみの『タヌキ』は、人にとってなじみ深い里の獣の代表といえるだろう。 けものへんに里とかく「狸」、本当にそうだなと思う。 短大での講義中に、本物のタヌキを見たことがあるか…
田んぼや畑、山道を歩いていると、土が盛り上がって小さな山になっているものを見かけることがある。 それは、坑道(地下のトンネル)を掘るときに出た土を地下から地上に捨てたもので、モグラ塚(図1)と呼ばれている。 図1.モグラ塚(南島原市) この塚…
長崎の町では夕方から朝にかけ多くのコウモリが飛翔している。 5月から10月ごろまで、夕方の空を見上げて欲しい。 ツバメとは明らかに異なるヒラヒラとした飛び方、アブラコウモリ(イエコウモリ)である。 部屋に入り込んだアブラコウモリ(西彼杵郡長与町…