爬虫類

派手だけどおとなしいヘビ「ジムグリ」

ヘビってどうしてみんな苦手なのだろう。 そういう私もどっちかというと多くの動物たちの中では苦手な方になる。 調査の折、どうしても捕まえるためにしっぽを踏みつけることがあるが、口を開けて襲い掛かってくる。 噛まれたこともある。 ヘビからすれば、…

昔はこう呼んでいました「ヘビの方言」

昭和の30~40年代が私の幼少時代で旧大村藩領の宮村(現在の佐世保市南風崎町)という所に住んでいた。 その当時、私たち子どもはヘビのことを「ヘビ」という名称で呼んでいた気がする。 しかし、父母や周りの人は「くちなわ」という名称も併せて使っていた…

爬虫類を食べる爬虫類「シロマダラ」

ヘビの話題が時々ニュースになることがある。 今回紹介するシロマダラもよく取り上げられ「絶滅危惧種の貴重なヘビが我が家の庭にいた」というニュースになる。 全国の多くの県で絶滅危惧種に指定されており、長崎県も同様である。 私もずっと珍しいヘビと思…

こんなところに「オキナワキノボリトカゲ」

2017年7月のこと、3匹の冷凍標本が私のもとに送られてきた。 オキナワキノボリトカゲのようだが確認して欲しいとのことだった。 私は見たことがないトカゲ、図鑑で調べるとオキナワキノボリトカゲらしい。 専門家の先生に標本を送り「オキナワキノボリトカゲ…

男女群島だけの「ダンジョヒバカリ」

1993年9月末、6日間の男女群島調査の旅に出かけた。 長崎県から依頼された調査で、10名程度の調査団の一員に加えていただいたのだ。 当時、長崎南高校に勤務していたが、県からの依頼なので、学校負担金なしという条件で出張許可を頂いた。 憧れの夢の島。 …

高貴なヘビ「タカチホヘビ」

ヘビの姿が美しいという思う人は少ないかもしれないが、今回紹介するのは本当に美しい。 そのヘビの名前は「タカチホヘビ」。 発見者の高千穂宣麿男爵に由来している。 基本的にヘビの場合は、文章の途中に写真は入れず最後のまとめることにしているが、今回…

こんなところに「ヤクヤモリ」

動物の分布を調べていると不思議なことがたくさんある。 鹿児島県付近にしかいないヤクヤモリの発見もそのうちの一つである。 九州本島と近くの島々には5種のヤモリの仲間が生息している。 そのうちの4種が長崎県に分布しているのだ。 長崎県のヤモリ類の調…

ヘビと名前のつく「ニホンカナヘビ」

野外観察の時、ニホンカナヘビ(カナヘビ)という名前を紹介すると、「ヘビなのに肢があるんですね」と言われる。 まぎらわしい名前がつけられているが、れっきとしたトカゲの仲間である。 カナヘビは、しっぽの長いスマートな体型で、全長20cm程度になる。 …

くさい臭いを出すから「クサガメ」

クサガメの名前の由来が本当にくさい臭いを出すからと理解したのは壱岐の島で調査中のことであった。 捕獲したクサガメを車に乗せての運転中、突然の異臭に、急ブレーキを踏んだことがある。 他では嗅いだことがないこの臭いは、「若葉が腐食したような青く…

「ひらくち」とはマムシのこと

今回もヘビの話。苦手な人も多いと思うので写真はすべて下の方にまとめてみた。 「ひらくち」という動物を知っているだろうか。 長崎で使われている方言で、有名な毒ヘビ「マムシ」(図1・2・3)のことである。 「ヘビ」という名称は関東地方で使われてい…

家の守り神だった「アオダイショウ」

今回はヘビの話をしたい。苦手な人も多いと思うので写真についてはすべて下の方にまとめてみた。 ある高校に勤務していた時、用務員の人が、配電盤の中にマムシ(図1)がいると飛んできたことがある。 マムシがそんな所にいるはずがないと思いながら見に行…