2025年7月25日の金曜日、年齢的に最後と思う車の買い替えをした。 早速、26日に交通安全の祈願に行くつもりであったが、土日はお客さんが多いということで28日の月曜日となった。 信心深くはないのに、こんなことだけは非常に気になる性格のため、1日でも早…
アオガエルという名前、いいなと思う。 「ミドリガエル」ではなく「アオガエル」。 緑色に青という言葉を使うことが多い。 信号の色は赤と黄色と緑なのに、緑のことを青信号という。 考えてみると、緑なのに青虫、緑なのに青汁、緑色なのに青葉・・・・と挙…
アナグマという動物の名前、タヌキやキツネと違い一般的には馴染みがない。 アナグマという名前を言うと、長崎にもクマがいるのですかという返事が返ってくる。 そのたびに、なんでこんなややこしい名前を付けたのだろうと思ってしまう。 アナグマ(諏訪神社…
1993年9月末、6日間の男女群島調査の旅に出かけた。 長崎県から依頼された調査で、10名程度の調査団の一員に加えていただいたのだ。 当時、長崎南高校に勤務していたが、県からの依頼なので、学校負担金なしという条件で出張許可を頂いた。 憧れの夢の島。 …
平成の時代の最初ごろ、長崎県内各地の両生類や爬虫類の分布調査をしていたので、田んぼ付近を歩くことも多かった。 調査する時は、歩き回るだけでなく、できるだけ農家の人にカエルのことを聞くようにしていた。 ある時の平戸島調査の際、いつものように農…
長崎県ではほとんどの地域がイノシシの被害に苦しんでいる。 県本土は、都市部を除いてイノシシのいない場所はほとんどなくなった。 五島列島や平戸、対馬などの島々も同じ状況で、イノシシのいない島はないと言っていい状態である。 唯一、壱岐の島だけ例外…
ヤドリギ(宿り木)という植物、個人的な感想だが、いい名前だなと思う。 植物の名前というのは、その植物の特徴をつかんで名前が付けられているので味がある。 その点、カエルなどは、すべて、「なんとかガエル」。 味気ないなと思ってしまう。 長崎ケーブ…
ヘビの姿が美しいという思う人は少ないかもしれないが、今回紹介するのは本当に美しい。 そのヘビの名前は「タカチホヘビ」。 発見者の高千穂宣麿男爵に由来している。 基本的にヘビの場合は、文章の途中に写真は入れず最後のまとめることにしているが、今回…
「カエル」と聞いて、私達が普通に思い浮かべるのは、雨が降りそうになると鳴き出す「ニホンアマガエル(アマガエル)」ではないだろうか。 ニホンアマガエル(対馬市で撮影) 吸盤を持つこのカエルはどこにでも行くことができる。 台所や勉強部屋の窓の縁、…
キツネ(狐)は、タヌキと同様に里山を代表する有名な動物なのに、タヌキに比べると何か神秘的な神がかった動物のように感じる。 多くの人が、昔話に登場する姿を思い浮かべ、現在では、ほとんどいなくなってしまったのではないかと思っているようだ。 とこ…
動物の分布を調べていると不思議なことがたくさんある。 鹿児島県付近にしかいないヤクヤモリの発見もそのうちの一つである。 九州本島と近くの島々には5種のヤモリの仲間が生息している。 そのうちの4種が長崎県に分布しているのだ。 長崎県のヤモリ類の調…
オガタマノキという名前を知ったのは、40年ほど前、多良岳によく調査に行っていた頃だった。 車でいろいろな道を通っていると、日本一の巨樹オガタマノキという立て看板と矢印が示してあった。 植物にはほとんど興味がなかったが、何となく行ってみると、素…
ヌマガエルは長崎県で最も普通に見られる小型のカエルである。 水田が主な生息場所だが、乾燥に強いため、畑地・草原・河川敷などのいろいろな場所で生活できる。 長崎県内のどこででも、茶色の小さなカエルを見たら、ほぼヌマガエルと思ってよいだろう。 そ…
私は、長崎ケーブルメデイアの「なんでんカフェ」という番組の中で、「かえる先生のいきもの交遊録」という一つに関わっている。 月一本の出演で、17分程度の生きもの関係の生番組だが、高校教諭を退職した年からなので、15年続いている。 昨年からふた月に…
ネズミといえば天井裏や床下を走り回り、暗く不潔で病原菌のかたまりのように思われがちだが、日本では、家に侵入するネズミはネズミ界のほんの一部にすぎない。 大部分のネズミが森林や草原で人目につかずひっそりとたくましく生活する野ネズミである。 長…
野外観察の時、ニホンカナヘビ(カナヘビ)という名前を紹介すると、「ヘビなのに肢があるんですね」と言われる。 まぎらわしい名前がつけられているが、れっきとしたトカゲの仲間である。 カナヘビは、しっぽの長いスマートな体型で、全長20cm程度になる。 …
井戸に棲み、井戸を守ることから名付けられたという『井守(いもり)』はれっきとした両生類。 家にすむ家守(やもり)の爬虫類とは違う。 両生類のアカハライモリ(平戸市で撮影) 爬虫類のニホンヤモリ(西彼杵郡長与町で撮影) 正式名称『アカハライモリ…
「げんこつ山のたぬきさん・・・」や「たんたんたぬきの・・・」の歌でおなじみの『タヌキ』は、人にとってなじみ深い里の獣の代表といえるだろう。 けものへんに里とかく「狸」、本当にそうだなと思う。 短大での講義中に、本物のタヌキを見たことがあるか…
今回は、生きたカエルではなく、フィギアを使った「カエルの結婚式」である。 4回目にもカエルのひな祭りを紹介したが、第二弾と思ってもらいたい。 この作品は、2018年の長崎女子短大弥生祭への出品作である。 笑顔いっぱいの新郎新婦、威厳のある神父さん…
クサガメの名前の由来が本当にくさい臭いを出すからと理解したのは壱岐の島で調査中のことであった。 捕獲したクサガメを車に乗せての運転中、突然の異臭に、急ブレーキを踏んだことがある。 他では嗅いだことがないこの臭いは、「若葉が腐食したような青く…
植物のことは全く分からないのだが、好きな樹木がたくさんある。 その中でも、一番好きなのが「ネムノキ」である。 昭和40年代の大学生の頃、美智子上皇后が高校生の時に作詞した「ねむの木の子守歌」という歌を聞いたことがある。 また、同じころ、歌手の宮…
梅雨の季節、田んぼではカエルの合唱が聞かれるようになってくる。 その歌声は「ケロケロ」「ゲロゲロ」「コロコロ」「モーモー」とさまざまだが、みなさんは渓流に生息する『カジカガエル』の鳴き声を聞いたことがあるだろうか。 渓流のカジカガエル(東彼…
田んぼや畑、山道を歩いていると、土が盛り上がって小さな山になっているものを見かけることがある。 それは、坑道(地下のトンネル)を掘るときに出た土を地下から地上に捨てたもので、モグラ塚(図1)と呼ばれている。 図1.モグラ塚(南島原市) この塚…
今回もヘビの話。苦手な人も多いと思うので写真はすべて下の方にまとめてみた。 「ひらくち」という動物を知っているだろうか。 長崎で使われている方言で、有名な毒ヘビ「マムシ」(図1・2・3)のことである。 「ヘビ」という名称は関東地方で使われてい…
『トノサマガエル(殿様蛙)』、いい名前だなと思う。 その立ち姿は、背筋をピンと伸ばしてゆったりとした貫禄、本当に偉そうに見える。 まさに名前の通りだと感心してしまう。 サイズも体長10cm前後と大型でかっこいい。 近年はその大きさの個体を見ること…
福岡教育大学在学中にカエルの研究室に入り、カエル研究と同時に、先生の影響を受けてカエルグッズも集めるようになった。 当時のものはあまり残っていないが、高校の生物教員になってからも収集は継続してきたので、かなりの数が集まり、今ではそのほとんど…
長崎の町では夕方から朝にかけ多くのコウモリが飛翔している。 5月から10月ごろまで、夕方の空を見上げて欲しい。 ツバメとは明らかに異なるヒラヒラとした飛び方、アブラコウモリ(イエコウモリ)である。 部屋に入り込んだアブラコウモリ(西彼杵郡長与町…
今回はヘビの話をしたい。苦手な人も多いと思うので写真についてはすべて下の方にまとめてみた。 ある高校に勤務していた時、用務員の人が、配電盤の中にマムシ(図1)がいると飛んできたことがある。 マムシがそんな所にいるはずがないと思いながら見に行…
松尾芭蕉の有名な俳句に「古池や かわず飛び込む 水の音」という句がある。 「かわず」とはカエルのことだが、カエルの調査をしていると句の雰囲気からカエルの種類が何となく分かってくる。 人が歩いてきた時、驚いて池にポチャンと飛び込むのは、多分『ツ…