
福岡教育大学在学中にカエルの研究室に入り、カエル研究と同時に、先生の影響を受けてカエルグッズも集めるようになった。
当時のものはあまり残っていないが、高校の生物教員になってからも収集は継続してきたので、かなりの数が集まり、今ではそのほとんどが衣装ケースの中に入っている。
箱の中ばっかりではかわいそうと思い、時々は皆さんに見てもらえるようしてきた。
高校在職中には文化祭の展示部門に生物部展示として参加してきた。
長崎女子短大幼児教育科に勤めるようになった現在もその想いは強く、時々は展示させてもらい喜んでいる。
今回紹介する作品は、令和5年度の大学祭(長崎女子短では弥生祭)の折に、松尾ゼミの作品として展示したものである。
ゼミを担当するようになって10年、コロナの時期を除いて5回作品の展示を行った。
「カエルのひな祭り」は、昨年度諸事情により作成できなかったので、一番新しい令和5年度の作品である。
なお、今年の弥生祭でも別作品の展示を予定しておりその準備に入っている。
「カエルのひな祭り」は、高校在職中も文化祭の折に2度ほど作成したことがある。
平成22年の長崎北高文化祭では、一教室をお借りして持っているカエルグッズすべてを展示した。
生物部総出の大作品で、その中の一つとして「カエルのひな祭り」も展示した。
なお、七段飾りは、以前勤めていた西彼農業高校からお借りしたものである。
長崎北高文化祭のときの生物部の展示

長崎北高文化でのカエルのひな祭り

「カエルのひな祭り」を作るためには、七段飾りが必要になってくる。
我が家にはひな壇がなく、どこか貸してくれるところはないかと捜していたところ、高校時代の友人宅にあることがひょんなことから分かった。
東彼杵郡東彼杵町千綿にある龍頭泉荘(鯉や鰻・スッポン料理を提供)では、毎年ひな祭りの時期に飾り付けをしている。
たまたま、その時に遊びに行き、立派なひな壇を見て即交渉となったわけである。
11月の弥生祭の時、七段飾りの人形さんだけを除いて借り受け、立派な七段のステージの上に愛くるしいカエルグッズを置いた。
七段飾りは、一番上はお内裏様とお雛様、2段目が三人官女、3段目が五人囃子、4段目が随臣(左大臣と右大臣)、5段目が仕丁、6段目が嫁入り道具、7段目がお輿入れ道具となっている。
道具類や飾りはすべてそのままにしたひな壇に、いろいろなポーズのカエルグッズたちを代役として鎮座させた。
たくさんあるカエルグッズの中からぴったりのものを選ぶのも楽しい時間である。
カエルのひな祭り

1段目のお内裏様とお雛様は、カエルの人形に和風、洋風の衣装を着せた2タイプをそろえた。
この2つは、以前の展示で使用していたものを残していたものである。
ちなみに、以前の展示とはカエルの結婚式と東京2020開会式であり、後日紹介したい。
洋風と和風のお内裏様とお雛様

2段目は多少色っぽいカエルを選んでみた。3段目は五人囃子なので楽器を持っているカエルたちをたくさんそろえてみた。
2段目の三人官女と五人囃子

4段目は、まさにぴったりという袴を着てかしこまっているカエルを座らせた。5段目には、生意気盛りでいたずら好きの子供っぽいものを置いてみた。
4段目の随身と5段目の仕丁

6段目と7段目はもとからある道具類をそのまま使用させていただいた。

ただ、15体だけではサイズ的にも物足りなく隙間が多かったので、追加のカエルたちに間を埋めてもらい合計190体のカエルを配置した。
見どころは、1段目のお内裏様とお雛様だが、いかがだろうか。
趣味として集めたカエルグッズ、ただそのまま飾るのではなく、一つの物語のワンシーンとして作成すると非常に面白いと感じている。
カエルグッズ190体による「カエルのひな祭り」、心の癒しにいかがですか。