今回は、生きたカエルではなく、フィギアを使った「カエルの結婚式」である。
4回目にもカエルのひな祭りを紹介したが、第二弾と思ってもらいたい。
この作品は、2018年の長崎女子短大弥生祭への出品作である。
笑顔いっぱいの新郎新婦、威厳のある神父さん、たくさんの合唱隊。
両家の親族や招待客など、総勢241名の晴れ舞台である。
それぞれの配役を説明した説明板も設置した。
カエルの結婚式の全体写真

カエルの結婚式案内板と配役説明

新郎新婦は大型のケロちゃんとコロちゃんに衣装を着せた。
ゼミ生の中に裁縫が得意な学生がいて、簡単に新婦のウエデイングドレス、新郎のタキシードを作ってくれた。
結構凝った作品で、新婦の左手には結婚指輪もついている。
神父さんは威厳のあるカエルにマントを着せた。
新郎新婦の配置はいろんなパターンがあり何回も変えてみた。
この3人を中心に、バックにはステンドグラスを配置し、赤いじゅうたんのバージンロードも敷いた。
残りは、配役に合うようなカエルグッズをゼミ生全員で選び配置した。
新郎新婦と神父さん 新婦の左手には結婚指輪

見つめあう新郎新婦

背景のステンドグラスと真っ赤なバージンロード 合唱隊もいるよ

新郎新婦側から見た結婚式場

この作品のシチュエーションを紹介したい。
新郎は長崎女子短幼児教育学科の先生(実在していたので本人の了解も得た)、新婦は松尾ゼミ卒業生で付属幼稚園に就職したもと学生の幼稚園教諭。
新婦が就職したその年の結婚式という設定である。
だから、新郎側の招待客には長崎女子短職員が多い。
新婦側は、松尾教授ほか当時のゼミ生や付属幼稚園の先生方、そして、新婦のクラスの園児である。
他にも、両家の親族、一般の招待客などを配置し、報道関係も6名ほど参加している。
みんなの注目を浴びる新郎新婦

昭和41年から44年までが私の高校生活である。
その時、ダステイン・ホフマン主演の「卒業」という映画を見た。
途中のシーンは覚えていないが、ラストの花嫁の結婚式の最中に花婿から花嫁を奪うというシーンだけが心の中に鮮明に残っている。
そして、二人で逃げるシーンではサウンド・オブ・サイレンスの曲が流れていた。
なぜかは分からないが、他にもたくさんの映画を見たけど、このラストシーンは心に沁みついている。
このカエルの結婚式が完成した最後に、外から二人の結婚式をうらやましそうに見守る「式をうらやむ人」を置いた。
ダステイン・ホフマンである。
作成当初から考えていたことだ。
映画「卒業」のラストシーン、学生や多くの若い人には分かってもらえないだろうが、私くらいの年代の人ならきっと分かってくれるはず。
そう信じている。
式場の外からのぞきこむ「式をうらやむ人」:ダステイン・ホフマンです
